こんにちは。
オープン日がみるみる迫って来ていて焦り出している恩送りの宿「ちょ」のアキヤマリョウタ(@_r_y_o_y_r_)です。
このままでは、オープン前は徹夜で家を作らなくてはなりません。
一緒にDIYしてくれるかた募集!
さて、今日はオープニングパーティで振る舞う振る舞い酒にニューラインナップ!
2019年初の果実酒制作に着手しました。
(そんなことよりDIYしろよは禁句)
じゃーーーん

この果物、知ってますか?(写真下手すぎ)
ヒントは、直径20センチはあるであろう、柑橘系です。
グレープフルーツ?
いやいや、ここは四国ですよ。
文旦?
いやいや
何を隠そう
これがウワサの
「チャンドラポメロ」ですよ!
!!
知らねーわ!と思った方、そう、それは正しい反応です。
目次
柑橘の横綱「チャンドラポメロ」
すんません、「横綱」は勝手につけました。
こんなに大きいチャンドラポメロについて簡単に説明します。
チャンドラポメロは、マレー半島(タイ)原産の柑橘で、大きいものだと直径20センチくらい、重さは1kg超えるまさに横綱と表現したくなる柑橘です。(四国関係なくてすみません)
日本だと、柑橘王国の愛媛が有名ですが、「ちょ」がある勝浦町でもたくさん採れます。
この時期はチャンドラポメロがゴロゴロ溢れて、川を流れてたりします(ウソです)
このチャンドラポメロって名前、正直どう思います?
呼びにくくね?って最初思いました。
「え?なに?チャンドロなんて?」
「・・・チャンドラポムラ?」
覚えられない。チャンドンゴン。
言いにくいし覚えにくいし、そもそも勝浦の人ですら言い間違えるし、なんとかオレンジでもなければ、「せとか」とか「きよみ」とか馴染みある人の名前でもない。
チャンドラポメロの名前の謎に迫る!
そんな不思議な名前のチャンドラポメロも名前の由来があります。
チャンドラポメロの原産地であるマレー半島には、その昔インド人の移民がたくさん流れて来た時代がありました。
正確にいうとインドだけではないですが。
そんな時代背景を頭の片隅に起きつつ、チャンドラポメロの話に戻しましょう。
チャンドラポメロは、アルファベット表記にすると「Chandler pummelo」。
Chandler:「チャンドラ」といえば、インド神話に出てくる「月の神」ですね。
(人どころか、神の名前だった・・・)
pummelo:ポメロは「文旦」意味する単語です。
つまり、大きいまんまるな月みたいな文旦です。
そう言われれば、チャンドラポメロを見ていたら神さまがに見えてくるし、神々しいロマンのあるフルーツだこと!
グレープフルーツと文旦の交雑種
何を隠そう、こんなに大きくなってしまったのは、グレープフルーツと文旦の交雑種だからに他ならない。

画像はネットから拝借しましたが、なんせ、みかんと比べてこのくらい大きいわけですよ。
その割に皮が厚くて身が小さいのが特徴です。身が小さいといっても、だいぶ量ありますけどね。
苦くなくて、さっぱり系
チャンドラポメロ、実はみかんの町「勝浦町」でも結構好きな人が多いんですよね。
その理由は、グレープフルーツのような苦味はなく「甘い」ですが、みかんほど甘すぎない、さっぱりした感じだから。
難点は、皮が分厚く手では剥けないこと。
手で剥くというか、最初の指すら刺さらないです。

振る舞い酒を作る「チャンドラポメロ酒」
ということで、そんなチャンドラポメロを使って、振る舞い酒を作りました。
オープニングパーティで振る舞うお酒です。

チャンドラポメロ酒の材料
普通の梅酒を作るときと同じです。梅がチャンドラポメロに変わっただけです。
- チャンドラポメロ Sサイズ 12個
- 氷砂糖 1kg
- ホワイトリカー 2本
チャンドラポメロ酒の作り方
チャンドラポメロを輪切りにします。

輪切りにした後はしっかり、皮を取り切ってください。
皮ごと漬けると、そこから苦味成分が出ます(たぶん)
後は、チャンドラポメロ、氷砂糖、チャンドラポメロ、氷砂糖、と重ねていき、最後にホワイトリカーを入れるだけ。

ちょっと、チャンドラポメロ多すぎた。
出来上がったら試飲してみますね。
出来上がったら試飲します。完成が楽しみですね!