すごく、挑発的なタイトルになってしまったかも知れません。
今回は恩送りの宿「ちょ」でも使ったクラウドファンディングについて、ファンドとして有用なのかどうか、肌で感じたことをまとめていきます。
サポートが充実した「Otsucle」
使ったサービスは徳島大学の提供する「Otsucle」というサービス。
このサービスにした理由は、クラウドファンディングの説明会を受けて、手厚いサポートが魅力的だったため。
クラウドファンディングのポイントを3つにまとめた
クラウドファンディングを終えて、感じたポイントを分かりやすくまとめました。
- 資金集めではない
- 説明と思いが重要
- 「動いている」アピール
クラウドファンディングでは稼げない
よくクラウドファンディングを「資金集め」として考えている人がいます。というか、ほとんどがそうで、僕自身もそう思ってました。
しかし、これはクラウドファンディングの支援金額日本一のお笑いコンビキングコング西野さんの書籍でも言っていることですが、クラウドファンディングは「信用を現金化する装置」ということ。
これは、本当に痛感したことです。
つまり、今回の「ちょ」でのクラウドファンディングで集まった金額「313000円」というのは、「ちょ」や「アキヤマリョウタ」の信頼を現金化したもの。
つまり、単なる「資金集め」として考えていると、ファンドが集まりません。どれだけファンを作るか、ファンを大切にするか、ということが大切だと感じました。
なので「稼ぐ」感覚だと失敗するかと思います。
熱い想いを冷静に伝える
よほど魅力的なプロジェクトかそもそも興味のある人が多いプロジェクトでない限り、熱い想いをきちんと説明しなくては支援者は増えません。
僕の場合は、徳島大学さんがサポートしてくれたので、おかげさまでうまくまとまりました。
自分だけでクラウドファンディングページを立ち上げるとなると、その「まとめる」能力が達成するかどうかを左右するかと。
説明するときに、注意すべきは「メリット」をまとめるとこ。
よくある間違いは「こんだけ思いが強いんです!」という押し付けパターン。自分の財布からお金を出すので、「熱い想い」の「熱さ」だけを伝えるだけでは足りません。如何に冷静に受けて目線で伝えるか、がポイントです。
実は、Otsucleを利用する前に一度だけCampfireというサービスを使ってクラウドファンディングをしたことがあります(ほとんど知られていませんが)。
今回のOtsucleの内容とほとんど同じでしたが、支援金1万円だけしか集まらず、失敗に終わりました。
失敗の理由はまさしく「冷静に」伝えられていなかったから、と分析しました。押し付けプロジェクトそのものでした。
「動いている」ことを伝える
ページ開設後も、活動報告を怠らないことが重要です。
大げさすぎるくらいに、動いていることをアピールすることがあります。嫌われることを恐れずにリツートを毎日すること。
「動いている」ことを伝えるということです。(僕は後半失速しましたが・・・)
これは2つのメリットがあります。
1つ目は、もちろん「このプロジェクトはきちんと動いている」というアピールになること。動いていなさそうなプロジェクトは興味があっても、ファンドしにくいです。
2つ目は、支援した人が他の人に紹介しやすい。
他の人に紹介したときに、動いてる感がないと、紹介された方も「怪しさ」を感じることにつながりかねません。
なので、常に動いている間を出すことが重要です。